よみもの
材料
(作りやすい分量)
卵...5~6個
A 花椒(ホール)...小さじ2
油(米、菜種など)...大さじ1
B 臨醐山黒酢…大さじ3
しょうゆ…大さじ2
しょうが(すりおろし)…小さじ1
にんにく(すりおろし)…小さじ1
ラー油(好みで)…小さじ½
ねっとりとした半熟加減がおいしさの決め手。
黒酢のまろやかな酸味とコクがしみこんだ半熟卵は、
見た目のインパクトは裏腹に、
意外にさっぱりとして食べやすく、
花椒の爽やかな辛味がクセになる味。
そのままでももちろん、
ラーメンや丼の具にしても。
作り方
STEP.1
<半熟卵を作る>
鍋に卵が隠れる程度のたっぷりのお湯を沸かし、酢を小さじ2(分量外)加える。卵をそっと加え、最初の4分は箸などで優しくたまごを転がしながらゆでる。室温の卵の場合は6分30秒、冷蔵庫から出したての卵は7分30秒ゆでる。すぐに氷水にとり、10分以上浸してしっかり冷やす。
STEP.2
卵の殻にヒビを入れ、水の中で殻をむく。表面の水けをふきとる。
STEP.3
<漬け汁をつくる>
フライパンにAを合わせ、弱めの中火に1分ほど火にかける。花椒の香りがたったら火を止め、2分ほどそのまま置いて冷ます。
STEP.4
3にBを加え、再び弱めの中火にかける。ひと煮立ちしたら火からおろして冷ます。
STEP.5
<卵を漬ける>
4をボウル、保存容器、保存袋に入れ、卵を漬けて冷蔵庫に入れる。途中裏表を返し、半日以上漬けてから食べる。

作り方ポイント
- 半熟卵を作るときは、黄身が殻の近くに寄り過ぎないよう、最初の4分は箸などで卵を転がしながらゆでる。
- 漬け汁は、最初に油に花椒の香りをうつしておくと、最後まで香りをキープできる。
- 漬け汁は、油が熱いうちにBを加えると油はねして危ないので、必ず冷ましてから加える。
- 花椒の代わりにシナモンやクローブなどでもおいしい。
- ジップ付き保存袋よりビニール袋のほうが、少量の漬け汁でしっかり漬けることができる。
- 冷蔵庫で5日保存可能(個人的には36時間~48時間浸した状態が好み)
- 食べるときは、包丁で切るよりも、箸や手で割るとしずる感が出ておいしそうに見える。
- さらに燻製にすると重みのある一品に。
- 残った漬け汁は、一度煮立ててから、ゆでた肉や豆腐にかけても。ごま油をプラスしてもおいしい(ただし、保存はおすすめしません)。
レシピ