すし酢のような合わせ酢は、
料理が苦手な人が使うお助け調味料というイメージがあるかもしれませんが、
「とんでもない!」とarikoさんは全力で異を唱えます。
「酸味・甘み・塩味のバランスがとれているので、
すし酢があれば、ベースの味つけは決まったも同然。
そんな心強い調味料を、すし飯専用にしておくなんてもったいない。
『美濃特選すし酢』は、だしの味もほどよく効いていて
酸味が強すぎず優しい上品な味。
マリネや和え物、サラダや煮物など、
和食に限らず、いろいろな料理に重宝しています。
これ一本で味がバッチリ整うので、
忙しい日でも気の利いた一皿を作れる万能調味料です」
そんなarikoさんに「美濃特選すし酢」を使った、”すし飯以外”のレシピを教えていただきました。
もしキッチンに余っているすし酢があるなら、ぜひ活用してみてください。
そして、まだすし酢を料理に使ったことがないという方も、これを機会にぜひ!
切って和えるだけで味が決まる
タコとトマトのすし酢マリネ
すし酢をすし飯以外にも使い始めたきっかけがこの料理。 しっかり甘さを加えたいからこそすし酢が正解。 米酢から作るよりコクが出てごちそう感もアップ。
材料(2人分)と作り方
- ゆでダコ 足1本分
- トマト 1個
- 紫玉ねぎ 1/8個
- パセリ 適量
- A
- 美濃特選すし酢 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 米油 大さじ2
- ゆでダコは2㎝角に切り、トマトも同様に切る。紫玉ねぎ、パセリはそれぞれみじん切りにする。紫玉ねぎは水にさらして水気をしぼる。
- ボウルにAを合わせ、紫玉ねぎを入れてよく混ぜてから、タコ、トマトの順に加えて混ぜる。器に盛り、パセリをふる。
POINT!
- *ゆでダコはぶつ切りのものでOK。
- *先に紫玉ねぎをマリネ液に加えてなじませてから、固い素材から順に加えて混ぜ合わせる。
- *紫玉ねぎのほうが玉ねぎよりクセがなく、シャキシャキ感もあるのでオススメだが、なければ玉ねぎでもOK。
- *セロリのみじん切りを加えると、香りも食感も複雑になってよりおいしく。
オリーブオイルと和えれば洋風の味わいに
すし酢のキャロットラペと紫キャベツのコールスロー
にんじんと紫キャベツをせん切りにしてすし酢とオリーブオイルで和えるだけ。
手早くたっぷり作れるので日々の副菜や作り置きにはもちろん市販のパテに添えれば、おもてなしにも。
すし酢でにんじんの甘さがグンと引き立つ
キャロットラペ
しりしり器で千切りにすると調味料がなじみやすく、ふわっとラフな食感に。シンプルな味なので、アレンジも自由自在。
これでにんじん一本もあっという間にペロリ。
材料(作りやすい量)と作り方
- にんじん 1本
- はちみつ 小さじ1
- 美濃特選すし酢 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 少々
- レーズン 大さじ1
- くるみ(刻む) 大さじ1
- 黒こしょう 少々
- にんじんは千切りにする。
- ボウルに1を入れ、美濃特選すし酢、はちみつの順に加えて混ぜ、さらにオリーブオイルを加えて混ぜ合わせる。しばらくおいてから軽く水気を切り、塩で味を調える。
- 食べる直前にレーズン、くるみを加えて混ぜ合わせ、器に盛って黒こしょうを挽く。
POINT!
- *にんじんの千切りは、しりしり器を使うのがおすすめ。断面がざらっとするので、調味料が馴染みやすく、食感もやわらかい。
- *調味料を加えるときは、オイルを最後に。
- *保存する場合は2の状態で保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
- *3で好みの柑橘(薄皮を食べやすく切る)やツナを加えてもおいしい。
すし酢と和えた瞬間に紫色がパッと鮮やかに
紫キャベツのコールスロー
シャキッとした食感と爽やかな酸味が心地よく食卓を華やかにしてくれる。
肉料理の付け合わせやサンドイッチに、水気が出ないのでお弁当のおかずにも大活躍。
材料(作りやすい量)と作り方
- 紫キャベツ 1/4個
- 紫玉ねぎ 1/8個
- 塩 少々
- 美濃特選すし酢 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- こしょう 少々
- 紫キャベツは千切りにしてボウルに入れ、塩をふって軽く混ぜる。10分ほどおき、水気をしっかりしぼる。
- 紫玉ねぎはみじん切りにする。
- ボウルに1と2を入れ、美濃特選すし酢を加えて混ぜ合わせる。
- オリーブオイルを回しかけ、こしょうをふって混ぜ合わせる。
POINT!
- *すし酢の味がなじみやすいよう、先に軽く塩をふって水気をしぼる。
- *キャラウェイシードを加えると、一気にお店の味に。
- *冷蔵庫で1週間ほど保存可能。水気が出てきたら、水気をしぼり、すし酢を足すと味が薄まらない。
見た目が上品なのに味はしっかり
鶏手羽元のさっぱり煮
すし酢で煮るので鶏肉の下味は不要。 しょうゆも色付けのために最低限加えるだけ。 ほどよいコクがありながら後味はさっぱり。 ご飯にもお酒にもよく合う。
材料(4人分)と作り方
- 鶏手羽元 10本
- 卵 4個
- 小松菜 適量
- にんにく(つぶす) 1片
- しょうが(うす切り) 1片
- 米油 小さじ2
- A
- 美濃特選すし酢 100ml
- しょうゆ 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 水 100ml
- 卵は沸騰した湯で8分ゆでて冷水に取り、殻をむく。
- 鍋に油としょうが、にんにくを入れて火にかける。香りが出てきたら、鶏手羽元を入れて転がしながら2分ほど焼き、軽く焼き色をつける。
- キッチンペーパーで余分な油をふき取り、火を止めてAを加える。再び中火にして、沸いてきたらアクをすくい、落とし蓋をして10〜15分煮る。
- ゆで卵を加えてさらに5分ほど煮る。その間に、沸騰した湯に塩少々(分量外)を入れて小松菜をサッとゆで、水気をしっかりしぼって5㎝長さに切る。
- 器に鶏手羽元と半分に切ったゆで卵、小松菜を盛り合わせ、煮汁をかける。
POINT!
- *調味料を加える前に、余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。
- *調味料を加えるときは、火を止めるとはねない。
- *落とし蓋は厚手のキッチンペーパーで。
- *煮汁を全体に回したいので中火で煮る。
- *途中で水分が足りなくなったら、水を加える。
- *小松菜のほか、青梗菜でも。
- *ゆで卵の上にラップを乗せて半分に切ると、断面がきれい。
愛用ビネガー
自社でとった利尻昆布の一番だしが決め手。豊かな香りの米酢に、こだわりの一番だし、砂糖、天日塩をバランスよく合わせました。あたたかいご飯に合わせるだけで美味しいすしご飯ができあがります。
自社でとった利尻昆布の一番だしが決め手。豊かな香りの米酢に、こだわりの一番だし、砂糖、天日塩をバランスよく合わせました。あたたかいご飯に合わせるだけで美味しいすしご飯ができあがります。
『CLASSY.』『VERY』など人気ファッション誌の編集ライター。Instagramに投稿されるセンスあふれる日々の料理や、レストランでの食事や手土産などの食日記が話題を集め、フォロワー数は現在23万人以上。おいしいもの好きから絶大な人気を集めている。「キューピー3分クッキング」にも出演し、オンラインでの料理教室も主宰。近著は『arikoのくいしんぼうおつまみ 飲む人も飲まない人も、みんな美味しい』(光文社)『添乗員ariko まだまだ日本のおいしい旅』(講談社)『arikoの日々、スープ、サラダ』(扶桑社)『arikoの整うごはん~まんぷくとまんぷくの間~』(光文社)『大人のズボラごはん』(オレンジページ)。
取材日:2026年2月26日
(Edit&Text:Noriko Wada Photo:Yosuke Suzuki)